看護師のやりがい
看護師は、体力的にも精神的にも負担の大きな仕事で、その割に休みも少なく、労働に見合う分の大家があると言い切れるほどの給与があるわけではありません。
しかし、そういったものを犠牲にしたり我慢したりしながらも看護師をし続けていけるものとは、いったい何でしょうか。
その、看護師のやりがいともいえるものは、多くの方が「患者さんの笑顔」や「患者さんからのありがとうの一言」、そして「患者さんとの交流」だと挙げています。
特に「患者さんの笑顔」や「患者さんからのありがとうの一言」というものは、看護師を続ける原動力ともなるもので、人の役に立てた上で相手からの感謝が得られることは、つらい看護師の仕事でもやめられなくなるものだといわれています。
そんな看護師の仕事ですから、向き不向きがはっきりしているといえます。
看護師の仕事に向いている方というのは、特に大きな要因として、向上心がある人ということがいえるでしょう。
医療技術の進歩に伴って、看護技術が進歩していくということもあります。
そのため、常に新しい最新の技術を学び、より高い質の看護技術を身につけるために、一生勉強していかなければなりません。
さらにそういった知識の勉強だけでなく、何かミスをしたりした時には「なぜこうなったのか」「どうすればよいのか」それを研究して改善し、より看護師としての資質を高めていく必要があります。
そういったうえで患者さんに看護をすることで、よりよく、そしてより感謝を受けられるような看護師となれるようになるのでしょう。
体力的にも精神的にもつらく、重いものがあったとしても、それを向上心が支え、困難をばねとして変えることができる力があるなら、看護師の仕事は転職となることでしょう。
またもう1つ看護師の仕事に向いている人の特徴というと、人とのかかわりが好き、もしくは苦にならない人ということがあります。
看護師という仕事は、重要な部分は患者さんとのかかわりが占めています。
病棟に勤務すれば、入院している患者さんに笑顔で優しく接することができ、患者さんの立場に立って物事を考えらえる看護師は、患者さんとのコミュニケーションもスムーズで、患者さんの支えとなることができるでしょう。
看護師は、患者さんの心のケアも含まれています。
そしてさらに、患者さんの家族のケアも含まれています。
ですから、人との関わり合いが好きで、それを大切にしていきたいという気持ちがある方の方が、ない方よりも看護師として向いていると言えるのです。
患者さんとのかかわりが苦手で、看護技術としては高いものがあったとしても冷たく患者さんと接してしまうようでは、なかなか患者さんの心のケアはできないかもしれません。
もちろん、其れでは看護師失格ということではありません。
向き不向きの問題なので、それでも患者さんに真摯に向き合う姿勢があれば、きっと患者さんを思う気持ちが伝わっていくことでしょう。
ですから逆に、看護師に向かない人という方もいらっしゃいます。
看護師に向かない方としては、なんといっても口先ばかりで行動が伴わない方でしょう。
こちらの方がいい、あちらの方がいいと言っていても、実際の看護はなかなかしないというようでは、肝心の患者さんとのかかわりの中での回復の援助が全くできていません。
意識を高くもつ
向上心を持つことは重要ですが、向上といっても自分の看護技術の向上ばかりを望んで、それが患者さんに生かされないようでは何の意味もありません。
患者さんの看護に生かされてこそ、本当に意味のある向上となれるのです。
ですから、口先ばかりで行動の伴わない方というのは看護師には向いていないと言えるでしょう。
つまり、なんといっても看護師は患者さんの看護について、プロの観点を持って考えられる方が向いているということなのです。
ですから、看護師としての意識の低い方も、看護師としては向いていないのかもしれません。
つまり、患者さんの回復や、患者さんの生活がより快適になるように介護するという意識をプロとして強く持っていない方は、看護師には向いていないということです。
患者さんの言うことを真に受けすぎて喧嘩になってしまったり、患者さんが何回も同じことを繰り返すことに原因や対策を求めようとはせず、いつものことだからとやり過ごしてしまったりするのは、プロとして看護の意識に欠けているといえるでしょう。
常に患者さんの看護を最優先して考えられず、看護師のやり方を患者さんに押し付けたり看護師の考え方で患者さんの言動を測ったりするようでは、看護師としては不向きと言えることでしょう。